[コメント] 若き日のリンカン(1939/米)
この映画の主題。リンカーンは弁護士の器ではなかったということ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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裁判の最中、終始居心地悪そうにして、不協和音をまき散らしている彼を見てて、そう思うことにしてみた。そうすると裁判後の民衆の声、自らが道を切り開いて行くことを予感させる、ラストシーン。なぁんだ、辻褄は合ってるでないか。さすがフォード氏。若き日の美談で終わってないところがニクいねぇ。人柄の良さと正義感に満ちた人物である一方、野心家で大衆の歓声をこよなく愛する人として描かれてるところに、とても公平さを感じる。ちょっと首を傾げる点(なんで真犯人が返り血を受けてないか等)もあったけど、主題じゃないから目ぇつむっちゃいましょ。詩情豊かな映像と、余韻をたっぷりとった話運びも印象的。
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