殺人事件の生存者の証言から､事件をあらましを描くサスペンス映画｡

事件の生存者の証言から事のあらましを描くのだが､同時に生存者自身の回想から経歴も明らかになり､証言の中の嘘も判明し､誰が犯人なのか疑心暗鬼になっていく｡

最後には事件を捜査していたＦＢＩ捜査官の男女が実は事件の犯人で､事件に関わった人物を全員殺してしまうというブラックな展開は､デヴィッド･リンチの娘が監督しただけあって､納得いくオチ｡

生存者の中の少女だけは周りを観察していたことで､ＦＢＩ捜査官の正体に気づき難を逃れるところは面白かったが､ステファニーが事件の時に一緒に隠れていた女性ボビーは救おうと思わなかったのは気になる｡