[コメント] パラサイト・バイティング 食人草(2008/米=独=豪)
青空まぶしい、陽あたり良好自然光ホラー。暗い穴の底から響く着信音がもたらす不吉な希望。男女とも色気と演技力のあるキャスト。ジョナサン・タッカーは憔悴するとクリスチャン・ベール。ジェナ・マローンの眼鏡姿はかわいい。(2011.10.8)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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体内からツタを取り出すところ、正気を失ったローラ・ラムジーがツタを探して全身を切り刻んでいるところなど、特殊メイクの技術にも恵まれている映画だが(CGも抑制が効いていて悪くない)、目が行くひとつが、やはり両脚切断シーン。DVD所収のメイキングでは、ベン・スティラー(製作総指揮!)が「みんな、切断シーンが好きだからね」と笑っていたが、実際、こういうゴア・シーン自体は珍しいものではないだろう。しかし、感覚はなくなっている、と説明したあとで、始めてみたらやっぱりあった、しかし、もう一本も切る、というえげつない展開。ただ、それが拷問ポルノ的悪趣味に堕さず、互いの信頼が問われる心理劇的場面として機能しているので、映画全体に好感が持てる(あるいは逆に、「殺して」と訴えるローラ・ラムジーを誰が殺したのか、あえて画面に見せないところもよい)。しかし、この悲惨な目にあうドイツ人(ジョー・アンダーソン)が登場シーンで怪しすぎるのは、たぶん演出ミスだろう(笑)。
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