[コメント] サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009/米=カナダ)
ゾンビ映画というよりは「金田一耕介」シリーズの1篇をゾンビの世界観で映画化している印象。
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ゾンビになった人間の処置を巡って対立する島にやってきた脱走兵の集団のサバイバルゾンビ映画。『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』に主人公らを襲う強盗として登場した軍曹を主役にしており、スピンオフ作品という印象。
ゾンビとなってしまった人間を殺す派と生かす派に分かれて両家が対立している島の住民の争いに第三者である主人公らが現れたことで終局を迎えることになる展開で、主人公たちがどちらかというと傍観者的な立ち位置にいる所も含め、ゾンビ映画というよりは「金田一耕介」シリーズの1篇をゾンビの世界観で映画化している印象。
単純にグロテスクなゾンビホラーに走らずに、人間同士の争いを主軸にしている点ではゾンビ映画としてはかなり珍しい作品だと思う。
どことなく西村晃っぽい顔立ちのパトリックを含め、ほとんどのキャラがどこか腹黒さを持ち合わせている印象で、今作の主人公も前作では悪役だったせいもあり、どの人物にしても感情移入しにくかったのが残念なところ。
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