[コメント] 銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)(2010/日)
スクリーンがでかくなったら手抜きまで大胆にするという新手法
ヘタリアと言えば世界各国を擬人化したアニメで絵柄とノリからすれば女子中高生をターゲットにしたものだ。しかし本来は各国の歴史や文化、ついでに裏歴史と裏文化を知った人間をターゲットにするべきものでニューズウィーク誌などに掲載されるひとコママンガのノリが好きな人向けだったはず。
当然ブラックユーモアが主体となるべきマンガ文化なのだが何故かこういった類に一番遠い部族である腐女子系に見事にヒット。これが計算ずくなのはこの類のマンガには必須のイスラエル、パレスチナ、北朝鮮、アフガニスタンなどがまだ未登場なところをみれば分るところか。しかし各国をモチーフとしたアニメで宗教ネタを完全排除でここまで当てたのは大したものだと思う。
劇場版は主要キャラを全員集めた上で敵対する強大な新キャラ、という構図でも良かったはずだが恐らくヘタリアアニメ初期にあった「韓国クレーム問題」でスタッフは懲りたのか「うちゅうじん」がその座についた。しかも予算がなかったせいだろうが作画を大々的に手抜き出来る設定にしやがった。元からチープだった作画が更にチープに(笑)
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