[コメント] ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009/スウェーデン=デンマーク=独)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
2を見たら絶対に3を見たくなる、よく出来た映画です^^;。。
1のレイプ魔後見人の刺青は2につながり、2はまあ結構ダイレクトに3へ、となってます。 ではこの3では?と考えた時、ヨナソン医師が病院から拘置所へ移送されるリスベットにプレゼントしたDNAの本、これだと思いました。 でもDNA?ん?父親は亡くなったし異母兄ニーダマンの無痛症がらみ?それとも次は何かDNAに関係する事件に巻き込まれるのだろうか?・・・と考えてましたら、見つけました。
原作者スティーグ・ラーソンは亡くなられてますが(ベストセラーになる前だそうで。。。)、彼のPCには10部作の予定の内の5部までが残されていたと。 その原稿を元にしたのかオリジナルなのかはよく知りませんが遺族からの指名でラーゲルクランツ著「ミレニアム4蜘蛛の巣を払う女」として2015年9月に発刊されておりスウェーデン始め多くの国でベストセラーになっておりました。 あらすじは・・・・まあDNAに関係するっちゃ関係するかも(*^_^*) なんかその設定が物凄く面白い。真反対のキャラクターって。。。
さてさて映画は、3でもリスベットは強かった。 パピヨンで独房に入れられたマックィーンが筋トレしてましたが、リスベットも病院でも拘置所でも体を鍛えます。取調べでも裁判でも強かった。この強さがとても魅力的だ。裁判でのパンクスタイル・・・これは武装であると共に唯一彼女の弱さでもあるかもしれない。
登場人物としてはミカエルの妹の弁護士、ヨナソン医師らがとても魅力的で、起伏有るストーリーで飽きさせず、(粗さはたくさんあるけど)一応の決着をみる。 テレボリアン医師だげがどーも薄っぺらくてキャラクターとして弱い気がした。
ネットで色々検索していると、ミカエル役のミカエル・ニュクビストさんが今年6月27日にお亡くなりになられたそうだ。56歳。ご冥福をお祈りいたします。
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