[コメント] メアリー&マックス(2009/豪)
外出恐怖症のおじいさんがいい味を出してます。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オーストラリアに住む少女とアメリカに住むアスペルガー症候群の男の手紙でのやり取りを描いたクレイアニメーション。
最初は寂しさから、繋がりを求めて文通をしたメアリーとそんな彼女の手紙に精神的に救われ、文通するマックスだが、医学生になったメアリーのちょっとした軽率な行動ゆえにそれまで築いた絆が一度は消えかけるが、その後落ち込み、人生のどん底にいるメアリーが自殺しようとする寸前でマックスによる赦しの手紙が届き、今度は逆にメアリーが救われる展開。
この時に、いつもは恐怖症故に外出できない向かいの家のおじいさんが、メアリーが死ぬかもしれない間一髪のタイミングで、外出恐怖症を克服してメアリーに手紙が届いていることを知らせるところが心憎い。
最後は結構切ない結末のはずなのだが、マックスはきっと最後の瞬間までメアリーからの手紙に元気をもらって、救われていたんだろうなと感じさせる展開でなぜか清々しさが感じられた。
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