宇宙人侵略系ＳＦ映画｡

唐突に現れた異星生物による侵略になす術も無く､主人公たちがひたすらマンションで篭城するというシンプルな内容｡

ほとんど室内で話が展開するところからして､あまりお金をかけている作品には見えないのだが､前半で主人公と共にメインで活躍していた人物を呆気なく殺して､後半からは新たな人物が主要人物として加わるなど､話の展開は多少工夫しており､特撮も既存の作品のデザインの焼き直しっぽいが出来は悪くない｡

ただ､映画が在り来たりなフォーマットで作られているので､その部分に引っかかりがあると素直に楽しめないかもしれない｡

ラストで脳が異星生物に移植された主人公がヒロインを助ける展開は面白かったので､☆３つといったところ｡

ただ､低予算ながらも特撮に拘った作品なら､ラストで宇宙生物化した主人公と異星生物のバトルを工夫して造って欲しかったところ｡