[コメント] スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション(2011/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
『スクリーム』の10年ぶりとなるシリーズ第4弾。
今回は10年ぶりに自身の体験を基に書いた自叙伝の宣伝のために帰郷したシドニーに再び、かつて自分が遭った惨劇を模倣した殺人事件に巻き込まれる展開。
シリーズのレギュラーキャラを演じる、ネーヴ・キャンベル、デーヴィッド・アークェット、コートニー・コックスの息の合った演技ぶりは今作でも健在。
ハロウィン・マスクの殺人鬼が人を襲うというシリーズの特徴を踏襲しつつも、今回は過去3作に登場した殺人パターンをただ焼きなおしせずに、新たな要素を持ち込んで、予想を裏切る展開に持ち込んでいるところは凝っている。また、シドニーを3のシチュエーションでジルたちのいる家に誘い出しているところもシリーズファンのツボを抑えていて良い。
ただ、3ようなシドニーのカッコいい姿を期待している人にはやや期待はずれな内容かもしれない。
今作でのシドニーは、殺人鬼に襲われるジルを命懸けで守ったり、自分が囮になって殺人鬼からジルを離したりと過去のシリーズで培った勇姿は健在なのだが、今作の犯人は意外性を出したかったのだろうが、あの人物を犯人にしてしまったことで返ってシドニーのキャラが生かされないで終わってしまった印象。
せっかく、かつての事件被害者のシドニーと今回新たに狙われる従姉妹のジルという良いポジションの2人のキャラを作っていただけに、3の焼き直しになってもいいので、潔くジルを守るシドニーの活躍を見たかったところ。
正直、今作の殺人鬼は共犯者をなしにするか、ジルに付きまとっていたトレヴァー辺りを犯人にした方が、シリーズのオマージュも感じられてよかった気がする。
ただ、単純に過去のシリーズに出てきた殺人と同じシチュエーションの殺人を繰り返すだけでなく、そこから新しい展開を作り出してファンだけでなくシリーズを知らない人でも楽しめる作りを貫いた姿勢は評価できる。
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。