[コメント] マリリン 7日間の恋(2011/英=米)
早世したのではなくて、もともと天の人だったんだと思えてくる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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やすやすとは信じがたいエピソードばかりだけど、「彼女ならありそう」と思わせるマリリン・モンローという人物の凄さ。例えばバスルームから真っ裸で出てきたところで主人公の少年と鉢合わせしても平然としているシーンなんか、ものすごく眉つばだけど、この人ならそういう態度をとりそうだという説得力がある。頭に巻いてたバスタオルをゆったりと身体に巻きつける。確信犯なんだけどふしだらな感じはしなくてむしろすごくキュートに見える(確信犯だからキュートなんだとも言える)。この映画はそういうマリリンの魅力が随所に描かれていて、とても幸せな気持ちでみれる。流産とか不安症の描写はあるものの、あまりそこを強調していないあたりも他のマリリン物と違う気がする。
何よりも、そりゃあミシェル・ウィリアムスが素晴らしいの一言。彼女のマリリンはほんとに自然態でいい。マリリンになろうとしてるマリリンじゃなくてくどくない。お気に入りのシーンは、イートン校で「’彼女’になろうかしら。」といってファンの前でいくつかポーズをとるところ。めっっちゃ可愛い。まるで天使。
マリリンも、マイケル・ジャクソンみたいに、少しだけ神様が貸してくれた天上のいきものだったんだ、と自然に思ってしまう。(2012/10 DVD)
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