[コメント] シャーク・ナイト(2011/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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バカンスに訪れた湖で鮫に襲われる若者たちのパニック・ホラー映画。
鮫がいないはずの湖で何故か鮫に襲われるというあり得なさと、その理由が地元民が湖で鮫を飼いならして襲わせているというB級テイスト満載な設定だが、鮫などの特撮にそこそこお金がかかっているのでそんなに見劣りすることなく見れた。
しかし、ホラー映画とはいえ、あれだけの種類の鮫を誰にも気づかれずに湖で飼うことが可能なのか疑問。白昼でも鮫に襲わせるぐらいだから地元民の目撃情報があってもよさそうだし、鮫を育てる概念にしても、いくら塩水湖という設定とはいえ、海と環境も異なり、海の時のような餌があるとも思えない場所で、餌をどう賄っていたのかも気になる。人間を襲わせて食べさせるだけで賄えるとも思えないのだが・・・。
ストーリー的には、ヒロインのサラが3年も経ってなぜ再び故郷のクロスビー湖に戻ってきたのかの理由が描かれてないのが気になる。その辺を工夫すれば、ラストでも訳ありで帰れなかった故郷に久々に帰ってきた風を装って、実は大学の仲間を鮫に襲わせるためにデニスに引き渡す敵キャラだったというどんでん返しを作るぐらいは出来たと思うのだが。色々と訳ありっぽいキャラの割りに、普通に良い子ちゃんのヒロインキャラというのも拍子抜け。
鮫に襲われるシーンは『ジョーズ』や『ディープ・ブルー』の焼き直し感はあるが、鮫が飛び出して襲いかかってくるシーンは『ディープ・ブルー』よりは迫力があり悪くない。
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