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[コメント] 真昼の決闘(1952/米)

時計と主人公の様子を交互に映し出す映像構成は緊迫感を上手く煽っていて素晴らしかった。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







かつて刑務所に送り込んだ犯罪者たちに復讐を挑まれる警官の西部劇。

街の住民から冷淡な目で見られ、妻からも罵倒され、孤独に犯罪者たちとの戦いに挑む警官ウィル・ケインをゲイリー・クーパーが熱演。徐々に孤立していく姿が哀愁を感じさせられ切なかった。

ただ、終盤で彼の妻が唐突に犯罪者との対決に巻き込まれるところは、いくら街の住民がウィルに対して非協力的だったとは言え、一応は街に貢献した警官なんだからもうちょっと彼の妻を助けるぐらいのサポートがあってもよかったのではないかと思う。

犯罪者が街に来るまで待つウィルの姿と時計が交互に映し出される映像構成は緊迫感を上手く煽っていて素晴らしかった。

(評価:★4)

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