[コメント] ピンク・パンサーの息子(1993/米)
冒頭のアニメーションは相変わらずですが、映画の中から出てきたピンクパンサーが指揮者からタクトを託されるシーンがあります。実は本作がマンシーニの最後の曲なんですね。それを知るにつれ、なんかしみじみしてしまいます。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ピンク・パンサー・シリーズ誕生30周年を記念して製作された番外編。現時点ではシリーズ最終作となる本作は、あまり評価は高くない。やはりセラーズのいない作品はどうしてもパワーダウンと思われがちだが、私は本作を決して嫌いではない。たとえセラーズ無くとも、エドワーズ監督のピンクパンサーはしっかり雰囲気が残っているし、かなりエキセントリックな演技であっても、ベニーニはベニーニらしさをよく出していた。さすがにシリーズも30年も経過してしまった以上、その他のオリジナルメンバーの年齢にはちょっと寂しさも感じてしまうが。そう言えば一作目『ピンクの豹』(1963)の王女役で登場したカルディナーレがセラーズの妻となっていたと言うのが笑える。ドレフュスはさすがに歳食って大分丸くなり、最後はなんとカルディナーレ演じるマリアと結婚…これが最後と思えば、それも良しか?
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