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[コメント] 憎しみ(1995/仏)

そのものズバリの題名は、この作品の場合マイナス要因だろう。「何か」が起きそうな苛立ちが全篇を支配している。冒頭の『タクシードライバー』のデ・ニーロの物マネが暗示的だ。
ガブリエルアン・カットグラ

おそらく彼は『タクシードライバー』の深淵を理解していない。ただなんとなくカッコいいから上っ面をマネしているだけだ。彼らは社会に対して漠然と苛立ちを感じているが、社会に対する理解が足りない(上っ面しか見えない)ため、問題意識を持つこともできない。それ故、目的を持てずに街を彷徨うのだ。

(評価:★3)

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