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[コメント] 愛のお荷物(1955/日)

なんという絶望的なハッピーエンド!
づん

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







厚生大臣のお父さんがその後どうなってしまうのかを考えると非常に絶望的光景を想像してしまう訳なんですが、そんな絶望的光景も吹き飛ばす程のお荷物たちの素晴らしい事!現代から見ればなんとも羨ましい光景です。

川島雄三という人はこんな希望に満ちた作品も作っていたんですね。さよならだけが人生ではなかった頃の作品なんでしょうか。それとも今観るから素晴らしい光景に見えるだけで、公開当時はかなりエッジの効いた作品だったんでしょうか?

それにしても今の時代、こういう作品にもっとスポットをあてていくべきだと思います。こんな簡単にぽこぽこぽこぽこ出来てちゃ大変だなとは思うけど、やっぱり羨ましいし素晴らしい光景。ただし、ファーストショット。アレはヒドイ。本当ヒドイ。カエル恐怖症の私は一瞬マジで心臓が止まりました。

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08.10.17 記

(評価:★4)

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