[コメント] マーヴェリック(1994/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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西部を舞台に豪華キャストと丁々発止のやりとり、二転三転する物語。と、売れ線の要素をてんこ盛りにして送る豪華作。
映画には割と定式というものがあって、劇中にポーカーが用いられる場合、どんでん返しが待ってる事が多い。それをまるで逆手に取ったように、連続してどんでん返しがやってくる。と言うか、最初から最後まで細かいどんでん返しばかりで構成された作品とも言える。特に後半は一体どこまでどんでん返しが続くのか?と思えるほどで、それをコメディタッチで描き、実に楽しい作品となった。
ギブソン&フォスターという二大スターの競演も嬉しいが、特に最近暗い作品やまじめくさった作品にばかり登場する二人がこんな軽めの作品に出ていたと言うことが一つのトピックだろう。ギブソンが楽しそうに演じてるのも良いけど、フォスターがこんな役もきちんとこなしているのが面白いところ。
それとそれを支えるカメラが素晴らしかった。特に様々な対比を上手く映像化している。それは砂漠と水の対比であったり、貧しい人間と豊かな人間の対比であったり、スピード感溢れるシーンと止め絵やスローモーションのシーン。その辺を上手い具合に演出していたので、最後まで飽きさせなかった。
人を喰ったラストシーンも良し。ん〜、でも、あれだったらすっぽんぽんでアナベル追いかけるよな。普通。
それと豪華なセットも見所の一つだが、この舞台となったのは国立公園で、撮影が終わったらすべてのセットを撤去しなければならないという制約があった。それで撮影は乾期で水量の減った川の近くで行い、更に仮にセットが残ったとしても自然に流してしまえるように建築物の高さを全て雨期で増水した川面の高さ以下に抑えると言った工夫をしたそうな。
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