[コメント] キューポラのある街(1962/日)
何が凄いって・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
鋳物職人の娘が、トランジスタガールになるところ。
やがてすぐにトランジスタガールは、シリコンウェハー加工の無人化クリーンルームに取って代わられ無用になっていくことを、当時の映画人が予想できているとは考えにくいが、貧困から抜け出すことが、社会全体の底上げがない限り数世代かけても難しいことを示唆していると考えれば、社会派と言えなくもないけど。
50歳のジュンが、ママチャリでパートに出かける姿が目に浮かぶ。
しかし同時に、贅沢な着物を着て最新のハイビジョン液晶TVのCMにでている人の現在もちらついて、げんなりすることも、また事実。 現代のトランジスタガールじゃあ、ド高いハイビジョンTVは買えないわなぁ。
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