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[コメント] デッドマン・ウォーキング(1995/米)

罪を認めながらなお許しを乞う尼。拒絶や消極的理解というそれぞれの反応を見せながら不幸を生きる遺族。死刑制度の賛否をめぐるバランス感覚はいいのだが、
たかひこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ドラマとしては薄っぺらい。親密さがついにロマンスになる様はいびつ。また死刑囚の愚劣な蛮行と弱者としての謝罪、かけ離れた両者のギャップを埋めるものが描ききれていない。刑務所という限られた空間内でのダイアログこそ抜け落ちたパズルの穴を埋める唯一の欠片なのに、聞こえてくるのは「神の声」ばかり。

(評価:★3)

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