[コメント] 男はつらいよ 葛飾立志篇(1975/日)
桜田淳子さんは 17歳の高校生 "じゅんこ" の役柄、当然マドンナではありません。 しかし、山田洋次監督は、桜田淳子さんにそう言う "資質?"を見てたのでしょうか?? 偶然の一致なんでしょうが・・・・ 今回は、そういった哲学的というか、宗教的というか、学問的な問題がテーマです。
桜田淳子さん扮する "じゅんこ" の亡き母(ゆき)を訪ね、墓前でその土地のお坊様と出会う・・ 母は、男に騙さたんだそうです。子ども(じゅんこ)が出来たら逃げてしまう。 おゆきさんは、「私に学問があれば男の不実を見抜けたものを・・・」と悔いを残していたそうな・・・ 寅さんは、その話を聞き、わたしにも学問があればなぁ・・ と、しんみり・・・ お坊様から、「いや、己の愚かさを知る人間は愚かだとは言わない。 己を知る事が一番大切だ。 あなた、学問なさるとよい。 子曰(しのたまわく)… 朝(あした)に道を聞けば 夕べに死すとも可也。 (孔子)」 ※漢字自信なし・・_(_^_)_ と説教をうけ、いたく感動する寅さん・・(^_^;
再び柴又へもどると、、 考古学の大学教授の女性助手がいました・・・ はい、、お察しの通りです(笑) 当然 恋をし、(^_^; がらにもなく 学問にハマります・・f(^ー^;
なんとも、哲学的な問答がありますよ。 博さんまで、 「自分はなせこの世に生きているのか・・?人間の根本について、存在について 考える・・・」 などという台詞まで有り。
どうして、桜田淳子さんがたまたま出演した回に、こんなテーマなんでしょう・・・f(^ー^;オオアセ・・・・ なにかの因縁とゆ〜〜か、、、そういうものを感じてしまいました。 まぁ、これは 考えすぎで、偶然の一致なのでしょうが・・・・・・・・・・・・???????
この他にも、 「人間は考える足。」by寅さん だの・・ じゃ〜〜、「タコは、足が八本もあるから、一番頭が良い。」byタコ社長だの・・ となると、「百足はどうなるんだ・・・イカ略・・・」発言まで・・(^_^; 哲学的発言(爆)が、てんこ盛りです!(笑) <<ちょと勘違いですが・・f(^ー^;
そして、、、そんな 学問には、ちょっと、苦手な寅さんですが、、、 生きる・・いや恋愛に関して、他人には とってもツボにハマった"説教"をしてしまう寅さんです・・ 自分に関しては、からきしなのにね・・・(T^T)
内容的には 竹だけど・・・ 偶然の一致で、奥深い事を考えさせられたんで、、、 これは、一見の価値ありかも〜〜??? いや、そうでもないかも〜〜???? 言ってみれば、平均的寅さんでした。 << だから、それでいいのだ。 うん。
2002/5月 記
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