〜〜以下ネタバレ有り〜〜

ひとつひとつのエピソードは、良いような気がするのですが、 大きな二つの流れ〜 1. 旅の途中で道連れになる 愛子＠18歳 （岸本加世子）のエピソードと 2. テキ屋仲間 病床のカラスの常三郎（小沢昭一）とその妻（音無美紀子）とのエピソードが 　　まるで繋がってなく、全体的にやや散漫。。。。 寅さんの就職や、小学校の同窓会と、見所が多いだけに残念。

・マドンナは 光枝（音無美紀子）。　岸本加世子は、、　うーん・・何だったんだろう？f(^ー^; ・同窓会　同級生のカワウソ（前田武彦）登場。 　※　第１２作 「私の寅さん」にも 小学校の同級生として 前田武彦が登場しています。 　　　　あだ名は 「デベソ」 となってるんだけど、、、 　　　　同じ人って設定なのかなぁ？？？違うのかなぁ？　まぁいいけど・・ ・同級生のクリーニング屋に、東八郎。 ・愛子、まぐろ船の兄は、地井武男。 ・病の床のカラスの常三郎（小沢昭一）。 ・オープニングは、ノーベル医学賞を取った車寅次郎・・f(^ー^;

　・エピソード 1

とらやにて、最新(^^ゞの玩具、コンピューターゲームで遊ぶ満男。 どうやら取引先が倒産し、現物をタコ社長がもらってきたものらしい。 そこへ寅次郎帰る。　プレゼントは古典的な玩具の紙風船。 なにこれ？　って感じで遊ぶ満男。　　とりつくろう面々（苦笑 　※今回、満男にいたるところで 短い台詞があり、 　　　それがいちいち効いています。 そのあたりが見所かも？

　・エピソード 2

たまたま帰って来た日は、寅さんの卒業した柴又小学校の同窓会だ。 実は、満男の通ってる小学校なので、寅さんは満男の先輩になります。

　・エピソード 3

いそいそと出かける寅さん。 受付で、みんなが「寅が、来たらやだね〜・・」みたいに 噂話をしている・・ 　　　　　　　↓ 寅さん、べろんべろんに酔っぱらい、とらやへ連れて帰られる。 そこで、寅さん 送ってくれた同級生のクリーニング屋（実は東八郎）に暴言を吐く！ 　※今回の寅さんは、久々に メッチャ 迷惑な寅さんであります。 翌朝、いたたまれず、みんなが起き出す前に旅に出る寅さん・・・ とらやの住人、 同窓会で惨めな思いをしたのかも・・と噂する。

　・エピソード 4

九州へ・・ 露天で売るのは、満男が遊んでたのと同じ？コンピューターゲーム。 無理のある設定ながら(^^ゞ 旅の宿で 愛子（岸本加世子）と相部屋になります。 ここでの、自己紹介がカッコエエ！ 　「　・・・　姓は車 　名は 寅次郎 　人呼んで フーテンの寅と　申します。」 　　　　　　　　とな。 なぜか、気に入られちゃって、嫌がる寅さんに そのままついて行く ハスッパで 訳ありげなな愛子。

　・エピソード 5

露天でカバンを売ってると、向かいのたこ焼きや（だったかな？）の女性が話しかけてくる。 テキ屋仲間で兄弟分 カラスの常三郎の女房、光枝（音無美紀子）です。 常三郎は、今 病床なんだそうだ。

　・エピソード 6

訪ねて見舞いに行く寅さん、家で療養する カラスの常三郎（小沢昭一） 山場は、ココ。 常三郎から、「俺に万一のことがあれば、光枝を女房にもらってくれ。」 とたのまれる・・ 別れ際　送ってくれた光枝から、　「 実は もう長くない。」 と打ち明けられる・・・(T.T) ショックを受け、愛子と宿で飲み明かした朝、こっそり旅立つ寅さん。

　・エピソード　7

とらやに帰る寅さん。　なんと 真人間になってる寅さんである（苦笑 博 「まさか！」 とあんぐり(O.O;)

　・エピソード 8

そこへ 愛子が とらやへ・・ 次に 兄貴（実は 地井武男）が、超大マグロを軽々と担いで 殴り込んでくるf(^ー^;　 俺の留守中（遠洋漁業）に、なぜ 学校を中退して家を飛び出したんだ！ と、ものすごい剣幕で大喧嘩っ！！ 　…の末、妹を連れて帰る。　　はた迷惑な兄妹である・・f(^ー^;

　・エピソード 9

常三郎は、まもなく死に 光枝は東京で働いているとの知らせ有り。 寅さんが、家族会議があると、みんなにあらたまって話を始める。 私・・ 所帯を持つかもしれません・・　と、語る語る（笑） 次の日には、所帯を持つには・・ と 就職試験まで受けに行く寅さん・・

　・エピソード 10

話題の光枝さん　とらやへ 一人 テレまくる寅さん・・ 　 が、恋の行方は・・・　やはり・・　？？？ 旅に出ようとする寅、、そこへ面接を受けた会社から速達が・・ 思いとどまる寅・・・・　　結末は・・・？？？？？

　※ハッキリ言って、岸本加世子と地井武男のテンションの高さには疲れました・・ 　　　後で よく考えたら、本編の大きな流れには関係ないし・・ 　　　そもそも、タイトルの「紙風船」は、いったい何だったのだろう？？？？