[コメント] ジャズ・シンガー(1927/米)
司祭になるよう重んじる厳格な父親を自分の望みの仕事につきたい息子の確執というのはいつの時代も変わらずにありえることなんだなと変に感心してしまった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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厳格な父親と対立し家出した息子の家族ドラマ。
初のトーキー作品ということで技術的な面で評価するなら、喋るシーンは少ないので大したことはない。
ただ、司祭としての道を重んじる厳格な父親と歌や踊りの世界に憧れを抱く息子との確執が最後で主人公が危篤状態の父のために司祭として家に向かうか、歌手として舞台にとどまるかの選択を突きつけられる伏線になっていて、どちらの選択を取るのかという緊張感も上手く煽っていた。
最後のオチは、結局、結構とんとん拍子過ぎる気もするが、幕引きとしては後味はよかった。
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