[コメント] ザ・ショウ(1995/米)
新幹線でケンカしてはいけません。
ライヴとインタビューおよびその他のドキュメントで構成されていて、やはりドキュメント部分がアーティストの生の姿を映していて興味深い。
ウー・タン・クランの、日本にライヴ来たときの映像が面白かった。移動の新幹線の車中でいがみ合いはじめちゃって、ケンカ寸前。それぞれソロとしても契約してる、いわゆる「オールスターズ」なのだが、ギャラやラップのパートの割合など、メソッドマンとオールダーティは別格扱い。そのあたりが他のメンバーとの軋轢を起こす原因にもなっているんだろう。スタッテン島で生まれ育った兄弟と言いながらも、そのあたりのプライドの張り合いが面白い。でもやっぱメソッドマンはカリスマあるわ。ライヴも良いし。
あとはビギー。いまは墓の中。このライヴは、撮り方も多数のカメラで動きを出していてメチャかっこいい。
全体としてメッセージ色はなく、デフジャムの10周年記念映画として「ヒップホップの今」を切り取ったかんじ。ランDMCがオヤジになっちゃって「今の若いもんは云々・・」の発言は苦笑い。ギャングスタ気取ってるイマドキのヤングラッパー達も歳とってウンチク語ったりすんだろか?
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