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[コメント] ピクニック at ハンギングロック(1975/豪)

大まかに話に三つの局面があって、それぞれが何となく絡まりそうで、しかし曖昧にしか収斂されないのがはがゆい。
くたー

失踪した事件自体と、学園内の話と、助けにいった男の子の話。一貫性なんてなくていいと言われても、思わせ振りに部分部分絡まっているのが、何だかイヤラしい・・・。

柔らかい光、恋文、ポエム、押し花、出発でみんなが花を投げるシーン、純白の服、上品な言葉遣い(コレは時代的にしょうがないか)、小川のシーンのスローモーション、金色に輝く髪、かげろう、はばたく鳥の群れ、白鳥・・・。特に最初の30分位の乙女趣味な演出が、ヤリ過ぎでちょっと気恥ずかしい。つーか、花で飾り過ぎ。出てくる女の子達の性格分けが、キッチリしてれば魅力を感じたかもしれないけど、個人的には無条件降伏できる世界ではないので・・・。

(評価:★3)

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