[コメント] 続宮本武蔵 一乗寺の決斗(1955/日)
1作目と3作目をつなぐだけになっちゃったね。単体としては評価できにくい作品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
一応前作と同様吉川英治の小説をベースとしているが、大分脚色されているのが特徴で、いきなり冒頭で宍戸梅軒と戦ってるのには驚かされる。ちょっと展開が早すぎない?
この物語は最初の武蔵開眼までと最後の巌流島の決闘がこの物語のメイン。どうしてもその間は少々だれてしまう。更に大分アレンジされた上に展開がえらく早いので、原作を知ってる身としては最後まで疑問符が消えなかった(後で公開される内田吐無版はより原作に近く、更に二部に分かれているから、そっちの方が良かったような…)。
キャラクターは相変わらず立っているものの、今回の三船敏郎は今ひとつ乗り切れてないんじゃないか?むしろキャラとして立っていたのはお通訳の八千草薫の方だった。
オープニングもそうだけど、ラストシーンで武蔵がお通を襲うシーンが出てくるのはちょっといただけない。三船敏郎はストイック役が好きなので、あの暴走はなあ…
その辺がちょっと引っかかるので、点数はやや低めに。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。