[コメント] ナッシング・トゥ・ルーズ(1997/米)
コメディ映画にティム・ロビンスの逆ギレぶりは新鮮でした♪
白人で業界系ヤッピー(死語?)と黒人で失業中のゴロツキ。。ふつうの生活では住む世界が正反対でいかにも象徴的な二人が、成り行き上行動を共にしているうちにお互い影響しあい。友情が芽生えるコメディ。こういう風に書いてしまうと、よく似たシュチュエーションの映画は沢山あって、いかにもアメリカ人が好きそうな、見る前からだいたいのことがわかってしまいそうな映画という気がするのは否めない。実際は確かにそういうお約束ものであることは否定できないけど、やはり注目すべきはコメディーのイメージの薄い俳優ティム・ロビンスの圧倒的な存在感!彼独特の表情の演技がコメディになんともいえないおかしさをプラスするものにも変わりうる発見はとても新鮮なものでした。とにかく定番のストーリー展開に安心して笑っていられる。ギャグやネタの笑いではなくて、人間ならみんな少なからず共感できる、ヤケくそになった時の必死の行動とか、誰も見ていないときのバカバカしい行動をこれでもか!というほどデフォルメして笑わせてくれる。
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