[コメント] ガタカ(1997/米)
哀しく、切なく、美しく。 冷たい世界の冷たい星に掛けた、かけがえのない2人の夢は、こんなにも熱かった。 そして2人は“可能”だった・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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逞しさを持った純朴な青年を、イーサン・ホークはより人間らしく演じていて素晴らしい。 ジュード・ロウも、持ち前の美貌とクールなオーラで、儚く、哀しいエリートを演じ、泣かせてくれた。
「可能なんだ」 ビンセントがアイリーンに語る言葉。 ビンセントもユージーンもお互い何かを欠かしながら、2人で一つの夢を追い求めてゆく姿。 そこには、まさに「不可能」という言葉は存在しない。
こんなにも、人は可能なのだ。 そして、こんなにも、人生を賭して熱い夢を抱けるのだ。
「君はどこへ行く?」 「旅に・・・」 ビンセントも、彼を見送るユージーンも、とても人間的だった。
2人の友情は切ない。でも、あたたかい。
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