[コメント] トリコロール/青の愛(1993/仏)
作品のキモである音楽にさほどの魅力を感じれず、置いてけぼり。撮影は見事だと思う。 2004年8月17日DVD鑑賞
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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多分、俺がバカで、おまけにハリウッド的な分かり易いラブストーリーばかり見てきたせい(というか俺の感受性が乏しいという言い方もある訳だけど)か、この映画で描かれている絶望感、喪失感とそこからの少しずつの再生にあまり魅力を感じなかった。
話としては割りと好きだし、描き方としても決して嫌いではないのだけど、何故かこの映画に強烈な輝きを見出せない。ただ淡々と進む物語をぼーっと眺めていた1時間40分。
◇
撮影は巧いと思う。全体的に暗く重いトーンで統一しつつ、故の美しさがそこにある。まぁ物語が物語りなだけに、役者がそういう演技ちゃんとしさえすればそういう雰囲気が出る、と言うのもあるのかもしれないけど(ぉぃ
ただ、コメントにも書いた通り俺はどうしても作品の核である欧州統合の曲に魅力を感じられず、最後の一大シンフォニーでは思わず早送りしそうになってしまったりもして・・・
映画の最後の最後の高揚感を作品と共有できずに取り残された。なんか虚しい。
っていうか、この映画見て何か思いを巡らせる事も出来ずにただぼーっと「取り残された」と言っているようじゃ、感受性が乏しいだけかも、俺(汗)
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