コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] レポマン(1984/米)

完全なる常識破壊。
HW

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







到底シラフで書いたとは思えない脚本。脈絡というモノが半ば存在していない・・・。個人的に一番ウケたのは病院のドアのシーン、あまりにも意味が無過ぎて爆笑。「でも、ジョン・ウェインはホモだ」とか、トランクを開けた仲間が消滅するのを目の当たりにした強盗カップルの逃げ際のセリフ「寿司を喰うぞ、食い逃げだ」とか、ラジオで何か言っているかと思えば唐突に降ってる霰(僅か20秒足らずで止む)だとか、もうひたすら意味不明で笑いが止まらなかった。

しかし、何を差し置いてもラストがトンデモなく素晴らしい。怒涛(?)の展開と、『未知との遭遇』など軽く凌駕する美しきUFOシーンに、「もう訳分かんねぇよ!」と笑い泣きしつつ羨望の眼差しで見入ってしまった。

笑みを浮かべ車(UFO!?)に乗り込んだ男の手招きに目を輝かせるエミリオ・エステベス。動揺するヒロイン(なのか、一応?)が叫ぶ、“What about our relationship!?”(私達の関係はどうなるのよ?) それに対しエミリオは一言、“F**k that.”(知るか!)・・・パンク過ぎる・・・映画史に名を残すべき名ラスト!感動!

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。