[コメント] オースティン・パワーズ(1997/米)
全部ひっくるめてセンスは大好き。笑いにしても、ファッションにしても、この脱力感にしても。でも、それ以上の物を感じない。退屈しのぎには丁度良かったかな程度の印象。それ以上でも以下でもない。「もう一度見たいか?」と問われれば「部分部分ではね」と回答したい。 2007年3月2日DVD鑑賞
オッパイアンドロイド(勝手に命名)とか、或いは悪の組織の幹部らについて、もっと掘り下げてやって欲しかった。90分という時間にまとめて、色々な要素を詰め込んだの良いとしても、どうもパワー不足の感。それなら、コメディで120分レベルは苦しいかもしれないが、それをパワーで押し切るナンセンスでやって欲しかった。
つまり、怒涛の大笑いでいろんなものをぶっ飛ばして欲しかったのだ。画面に溢れるサイケデリックな色彩感覚とハイセンスのナンセンスな世界観だけではなく。
正直、結構期待していた作品だけに、落胆も大きい。非常に残念。
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