[コメント] ダイヤルM(1998/米)
穴だらけの脚本。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
どっちつかずのサブキャラ。悪人が似合うマイケル・ダグラス。お金持ちが似合うグィネス。
登場人物の誰にもシンパシーを感じられない作りになっているのがスゴイ(ある意味) 画家にしても、その後の振る舞い(写真にペインティングとか電話を慌ててとる様子とか)を見ていると、「じゃあ、もしかして本当にスキだったりして?」とか思うが、じゃあなんで、人殺しをするのを見守っていただけ(に、見えた。パトカーが集まる事件後のマンション前)だったの?と疑問が残り。 グィネスも「素で夫やら愛人やらに騙されているおバカな有閑夫人」にしか見えないし、マイケル・ダグラス、有能なビジネスマンというより、「筋金入りの悪党」にしか見えない(「コイツ、絶対前科もちだわ!」ってくらいの悪党ぶり)。
「ダイヤルM」というタイトルに至っては、「ダイヤル関係ないやん!」だし、今の時代にこの物語を移植してもなんら収穫がないばかりか、計画性の穴ばかりが見えて、「ココの警察は無能なんですか?」とトホホ気分でグッタリする。
それでもまあ、ニューヨークの高給マンションの雰囲気とか、お風呂にある豪華な巨大キャンドルとかグィネスの美しさに思わず、☆=3を進呈。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。