全体的にチープ。格好良く作っているつもりの映像や剣舞シーンは紙一重で格好悪く、内容もイマイチだが、凡作とも言えない妙な作品。この手の作品は演出こそキモなのだが、それが今ひとつなのが残念だ。

Ｂ級もいいところな内容、チープ且つ訳のわからない敵キャラ、ボロ傘を指しつつサーベル、そして銃といった武器を持つ眼鏡の似合わない主人公・・・それに付きまとう薄汚れた(姿が)子供。

ともかく、オフビート感全開の作品とは言える。が、それならそうと演出に光るものが欲しかったというのがこの映画を観終わった時の感想。

それよりも、何にも増して中途半端なのが痛いところ。バカ映画なら、徹底的にバカを見せて欲しかった。