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[コメント] アメリカン・プレジデント(1995/米)

これだけの布陣なのに、こんな映画を作っちゃうんだ。
ヒエロ

**ネタバレ注意**
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いや、こういう映画だからこそ、これだけの陣容になったと言うべきか。そこは正にアメリカ。アメリカ人のプレジデントに対する思い入れは、日本人の首相に対するそれとは、決定的に違うんだなと改めて感じた。

まぁ、何の捻りもウィットも無いけど、ラブコメとしては単純でそれなりに楽しめるのだろう。つまりは、大統領が恋をしたらどうなる?っていうアメリカ人なら誰もが素朴に思う疑問を、同じアメリカ人の役者とスタッフが集まったら、誰でもが判りやすく楽しめて、かつ大統領としての威厳と正義を前面に出し、(彼らの考える)不当な言いがかりや攻撃には、あくまで屈することなく自らの正当性をどこまでも主張して盛り上がっちゃうつう、まさにアメリカ人のための高揚映画だった。

だけどさ、最後に「銃撤廃法案を何としてでも通す!」と演説するって事は、あっちの国民の皆さんは、それなりに判っているのか、それとも判ってない輩のために、こういう映画で宣伝しないとダメなのか、その辺はビミョ〜だった。

(評価:★3)

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