[コメント] ポケットモンスター 幻のポケモン・ルギア爆誕(1999/日)
テレビアニメ版がこんなにも続いてさえいなければ、完結編として充分鑑賞にたえていたはず…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
1作目『ミュウツーの逆襲』の爆発的ヒットを受けて作られた映画第2作。1作目が動物に対する愛護精神を隠れた主題としたが、2作目の本作もテーマを作って自然愛護を主題にしているが、1作目よりもエンターテインメント性を前面に出しているのが特徴となっていて、その分テーマ性は薄まっている。
本作では主人公のサトシを伝説のポケモンマスターになるべき人物として、その力を発揮するという内容になってるのも面白いが、それは多分テレビ版もそろそろ終わりに近づき、サトシの着地点を考えていたのだろう。そしてそのサトシの強さを見せつけるために、伝説のポケモン3体に幻のルギアを従わせる存在になってる。
テレビアニメを観ている人に関しては、これはとても興奮できること。なんせ最強のポケモンマスターを目指して旅をするサトシだが、それは遅々として進んでおらず、本当に成長して最強になっていくのか?と言う疑問が生じている時期だったから。
だから、そのテレビシリーズを下敷きに、「ポケットモンスター」というアニメ作品の方向性を決定づけるように作られているのが本作だった。
更に派手なアクションと伝説のポケモン同士の戦い。ライバルであるロケット団との共闘と、売れる要素をふんだんに取り込んだ豪華な一本となった。時間こそかなり限られてるけど、変に捻らず、ストレートな冒険活劇として観られる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。