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[コメント] 死刑台のエレベーター(1957/仏)

「クール」より、むしろ「おマヌケ」な感じがした完全犯罪崩れ。マイルスの超クールなトランペットがもったいない。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







クールな犯罪サスペンスかと思ったら、意外に「ファーゴ」みたいな要素もあって予想外の事が次々に起こって完全犯罪がどんどん崩れていく。

ロープ忘れたり、エレベータにとじ込まれたり、ちょっとおマヌケじゃないの?しかもバカップルにいいようにやられちゃうし。

マイルス・デイビスのトランペットは確かにすごく良い。この映画にはもったいんないよ。もっと暗く、悲しく、主要な登場人物が何人か志半ばで死んじゃうような映画に使ってください。

犯罪映画の古典というか、けっこうテレビのサスペンスものにもヒントにされてるんでしょうね。しかし、ラストの写真を撮影したシーンって前半にあったっけ?なんか唐突だったなー。

(評価:★3)

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