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[コメント] 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち(1981/日)

全滅した筈のガミラス星人がシリーズ中何度も大挙して出てくるのは最大の謎と言える。クローン技術なのか?それともタランとデスラーとでこさえたか?…気持ち悪いから考えるのをよそうと思う。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 次のシリーズの伏線として、そしてテレビ放映を前提として作られたような作品で、何となく壮大なプロローグと言った感じ(その割りに本編の筈の『ヤマトよ永遠に』は完全な駄作だが)。前作であまりにも人が死にすぎたため、新しいキャラクターを配し、腐れ縁であるデスラーと一旦決別させるために作った作品のようにも思える。

 事実これ以降のヤマトはマンネリズムの境地に陥り、最早目が当てられなくなってしまう。そう言う意味ではこの作品こそが全ての元凶とも言えるだろう。  浮遊砲台に対するデスラーの行動は特筆に値するが、実はあの浮遊砲台、波動エネルギーが極端に苦手であるので、あの行動は完全に無駄であることが後に判明する。(しかし、デスラー砲も確か波動砲と原理は同じじゃなかったか?)

 最後の古代とデスラーの別れのシーンは結構格好良いが、全く意味を持たないのが頭痛い。 

(評価:★2)

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