[コメント] 自転車泥棒(1948/伊)
チャップリンのいわゆる"放浪紳士"と対局にあるような、貧困に対する心の貧しさ・・ 描かれ方は正反対だけど、、きっと本質は同じテーマなのだと思う。。 どこかに救いが欲しい・・
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以下 2006/08/29 再観 追記
●悲劇ではあるんだけど、ぼく的には殿堂入りの名作と考えています。
以前から、息子にいつか 見せたい映画と考えていて、 今年 小四の夏・・ そろそろ いいかなぁ・・・ と 意を決して観せました。
自分の感想としては・・ 「しまった! まだ はやかったかな?? 自分(父)の手を離れ もっと大人になってから観た方が良かったかな??」 と、少し後悔しました・・・。 こんな醜い大人の世界/父の苦悩を知るには、子どもには まだはやいと思えたからです・・・
息子の感想は、あまり詳しく聞けませんでしたが… 割と 淡々としていて・・・ ラストシーンも 「あれ!? ここで終わるの??」 と、自分的には なんとも拍子抜けしたリアクションでした。
でも・・・ 心の中で・・ 本当は どう 感じてくれたか?? 映画そっちのけで、、、そちらの方が気になります。
今回 印象に残ったシーンは、ラスト 父と息子が手をつなぐシーンです。 手の表現が大好きな S・スピルバーグ監督が観たら (観られたと思いますが…) 嫉妬するような 名シーン になっていると思います。
以前観た時の感想で、
>「どこかに救いが欲しい・・」
と結んでいたのですが、 ちゃんと救いがあったのが、ぼくにとっての一番の感動だったです。
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