公開当時話題に話題になったし主人公が歌う「エイミー」は日本でもＣＭで使われてたので結構知っている人も多いのでは？。前半は多少退屈になるが一番の見せ場は後半でエイミーの歌や脇のキャラの個性が充分堪能できる。全体的にいうと感動作と言うより明るい話なので安心して見れる、登場人物に共感しやすいので一回観たら飽きるということはない。歌もなかなか良いので歌だけでも見逃せない。只あまり期待しすぎて観るとちょっとがっかりする人もいるかもしれないので何気なく観るといい。役者ではこれがデビューとなったアラーナ・ディ・ローマはそれまで演技をまったく知らなかった初心者の割に存在感もあって歌も上手だったのでこれから演技の勉強をすればかなりいい子役になってると思う。他ではレイチェル･グリフィス演じるエイミーの母親がすごく存在感があってよかった。彼女は世話好きな母親役が似合ってたのでエイミーだけでなくエイミーの母親の視点で観るのも良いだろう。結果としてはテンポが少しの遅いので多少退屈するがストーリーも役者もしっかりしているので出来としてはかなりいい。