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[コメント] 橋の上の娘(1999/仏)

モノクロだからってストイックな純愛映画ではありません。やはり「ルコント印」の偏愛映画でした。
ざいあす

前宣伝やパッケージの写真からして、当然ストイックな恋愛映画だと思ったんですよ。最後にはどちらかにナイフが刺さって死んでしまうような・・。 まあ、セックスもなかったしストイックと言えなくもないか。

やっぱりルコント節。またまた変態チックな愛の形。語り口も当初シリアスから後半はコメディやペーソス風味もありで、映像的にも饒舌。だからあまりモノクロの必然性もなかったみたい。橋の上のシーンとナイフでイッちゃうところあたりだけで良かった気がする。しかもところどころで微妙に色が浮いてくるところがある。カラーフィルムをモノクロ処理したんでしょうか?

ともかく、「ストイック」は置いといて、「ルコント印」として見直せば、やはり楽しめる映画です。バネッサ・パラディの起用も大当たりだし、粋なセリフのやりとりが「大人の愛の寓話」しちゃってます。

オレも、隙っ歯でショートヘアの女と出会ったら、バカなことをしそうだ。

(評価:★3)

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