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[コメント] 海の上のピアニスト(1998/伊)

某コメンテーター様の某HPの某コンテンツに投稿された某コメンテーター様の某ギャグが頭に残って仕方ない(笑)「海の上の『ピアニスト』」・・・・ 2002年10月16日劇場鑑賞
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







コメントに「某」を連発させてすみませんm(__)mもし不愉快でしたらメールで申し付けてください。

と、いうわけで見たのはいいんだけど、これって実は「感動の押し売り」などこかの「感動作!」って宣伝している感じの映画とはまた違ってちょっとばかし硬派(?)なそれなりのメッセージ性を持った話だったんで驚いた。

ラストについては切なくなったが、やはり彼は船で生まれ船で育った人間だってこと・・・・?

でもちょっとまてよ。

確かにこれは船から出れない男を描いてたわけで、ちょっち深く考えてみると結構いいお話になるが、ひねくれて考えてみると

故郷から出れないマザコン野郎とでもいえるのではないだろうか?

ただ「慣れ親しんだ場所じゃないと嫌だ」なだだっ子?それともこの話は「故郷についてのいいお話」?

主人公はただ謙虚なだけだったのかもしれない。決して彼は女性に、金に興味があったわけじゃないし、逆に海が好きで好きで仕方ないわけでもない。

映画のラストで「ただ大きすぎる」と言っていた。世界はでかい。「僕には音楽にできないよ」。そう言っていた。

確かにそれもあるが、だからなんだ?これじゃ挑戦できない男のだだっ子物語じゃないか。

とひねくれて考えてみたりもする。

音楽は綺麗だったし、映像は・・・特別綺麗に見えなかったけど。。。(嵐の中のホールでピアノ弾きながらガラス割ったりドア突き破るシーンは全然綺麗にも見ないし)

ただほんのひと時の恋愛。そしてマックスとの最後の別れの力強いハグ。

ハグって温かいんだよな。まじ。人間的な温かさが全面に溢れてるつーか・・・。別れる時のハグって。

ついでにあのジャズ掃射が船に乗ってきたとき初めて気付いたけど、この映画って黒人の差別がまだまだバリバリの頃だったんだねぇ。。。。

けどこの映画ってこの時代じゃないと成立しなかったのかな?まぁジャズが生まれた時に1900もジャズを演奏してたってことでは意味あるかもだけど。。。

まっ、とりあえずひねくれた見方したらちまちました男の話としか見えないから3点。

(評価:★3)

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