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[コメント] カイロの紫のバラ(1985/米)

掲示板である有名人を(かなりマニアックな)擁護的書き込みをしたら直後に「激しく同意!」と言われた時の微妙なときめきに近いものを感じる。多分それなんだよ、この映画。
torinoshield

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ファンは山ほどいるがスターは一人しかいない。ファンを分母としたらスターは分子。

その分母が1となったら?分子側から見た分母は同じ1。同じ個人として相対した時、果して対等に渡り合えるの?そんな不安が彼女からだんだんと消えて1/1の対等となった終盤で唐突に分子は元の世界に戻っていき分母は再び膨大な数となり彼女はそのうちの一つとなる。

その過程が楽しい。たとえ先が読めて悲しくても。

(評価:★5)

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