[コメント] 真夜中の虹(1988/フィンランド)
金無し、無職、住所不定、只あるのはその身の重さだけ。
でも、いやだからこそ、人間万事塞翁が馬を感じさせてくれる。
只、虹の彼方へ行ければと言うほんの微かな希望さえあれば、 その身の重さも少しは軽くなれる、もしかしたら幸福にもなれるかも知れないと言う事を感じさせてくれる。
まさに、この先に「人間万事塞翁が馬」を予感させてくる映画です。
それと笑ったシーン、
刑務所内で初めて会ったムショ仲間と無言のまま、握力鍛え器をカチャカチャとしながら、タバコとライターを受け渡すシーン、
コイツら一見して自分と同類の臭いを嗅ぎつけてやがると大笑いしました
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