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[コメント] 結婚五年目(1942/米)

普段は西部劇に出演しているジョエル・マックリーのコメディー調のはじけた演技が見れたのは収穫。ストーリーも最後の最後まで面白いオチで良かった。
わっこ

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結婚五年目に入り仲が悪くなってしまいついには逃げだしてしまった妻を取り戻そうとする男の映画。 最初のオープニングは主役の2人が夫婦になるまでの話なのだがどういう過程のものなのかいまいち理解できずにいたがオープニングがラストのオチに強い影響を与えていてなかなか面白いオチになった。 ストーリーも最初からドタバタコメディのノリだが逃げ出した妻を取り戻そうとする夫のエピソードと逃げ出した妻のエピソードと別れていてそれが後半で一つにまとまるのだが、金持ちの兄妹にお互い好きになられ話としてややこしくなりがちな部分も結構まとまっていて『赤ちゃん教育』の時のような唐突さが感じられなく分りやすい。また最初から最後まで面白い展開が満載でコメディ映画としては申し分なし。特にラストの主人公夫婦が実は○○だったというオチはコメディ映画ではなかなか見られなかったオチなのでかなり新鮮に感じる。 役者に関しても普段は西部劇に出演しているジョエル・マックリーのコメディ調のはじけた演技が見れたのは収穫。クローデット・コルベールも今まで出演したコメディ映画の中では1番はじけた良い演技をしていた。また『マルタの鷹』では悪女を演じたメアリー・アスターのお嬢様役のケバイ感じの演技もなかなか良かった。 映画としてはストーリーも役者の演技も申し分ない最高に素晴らしい出来となったコメディ映画である。

(評価:★5)

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