正直、あまり期待していなかった。レネー・ゼルウィガー目当てで観たようなモノ。しかし、なぜだろう。ここ最近ホラーばかり観ていてラブコメの面白さを忘れてしまっていたのか、マジに面白かった。否。違うな。やっぱ俺はラブコメが好きなんだ、きっと（笑）

ストーリーは単純だけど、しっかりクライマックスは盛り上げる。あの花嫁大暴動無くても俺は★４確定していましたよ。確かに、何処にでもありそうなプロットだ。「突然金持ち」と言う設定で、それで結婚相手を探す。だけど、やっぱアン（レネー譲）が好き、という気持ち。どこかに落ちていそうなストーリーだ。っていうか、このプロットでよくこんなに面白く出来るなぁと関心してしまう程陳腐だ。

考えてみれば、ラブコメって芯、核となるストーリーって大体たいしたこと無いんだよね。ただ、そのストーリーを引っ張るだけの小ネタと脇役とかの面白さがあるから、中だるみせずにきっちり見せて、そこでクライマックスでロマンスするから、俺は毎度毎度熱くなってしまうんだろう。ラブコメの定義、「ラストで主人公が恥ずかしく走る（ｂｙ某雑誌）」って結構当たってるんだと思う。

なんでラブコメに熱くなってるのかわからないけど、見ながらギャグ（特に神父の登場シーンとアンの両親！）に爆笑し、そしてラストの多少強引な展開に目をつむりながらのほーんとしていました。まぁラストで花嫁の大群を見たアンが「綺麗」と言ったのは、まずいとは思うが、まぁ確かに綺麗でした。っていうか、あれCGじゃなかったら相当凄いと思うんだけど・・・・エキストラ集めたのか・・・？

まっ、軽く観れて単純に楽しめる。これだからラブコメって好き。