[コメント] ミッション・トゥ・マーズ(2000/米)
「シベリア超特急」とタメ張るかも。でも「2001年・・」を汚す、笑えない映画。
見なけりゃ良かった、こんな映画。インチキB級。 「インデペンデンス・デイ」とかの方が、笑えるだけまだましかも・・。 「2001年宇宙の旅」が汚される!
オープニングのカメラワークこそ、またまたステディカム1台の長回しでガーデンパーティの人の間を縫いつつ、急にクレーンか何かに乗ってカメラが上がっていくなど、デ・パルマらしいミョーなワザを見せるが、あとが続かない。 構図自体が、寄ってばっかでカッコ悪いし、ライティングもダメ。 中途半端な人物描写と、メリハリのない甘い音楽で、最初の10分位でバツ印決定。 モノリス風宇宙船も善人エイリアンも造形安直。 ゲイリー・シニーズも、目がパッチリしたイイヒトを演じては凄みも出ない。 ティム・ロビンスは途中で画面から消え、シニーズが主役クレジットだったのは意外。
考えて見れば、この監督、叙情的な視点は皆無の作風だったような・・。 「スネーク・アイズ」「ミッション・インポ」しかり・・・・・ 「キャリー」とか「ミッドナイトクロス」あたりの、たたみかけるスピード感が彼の頂点だったのかも。古いか。 とにかく、この白ヒゲオヤジに人間ドラマはムリ!!と断言する。
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