[コメント] 人狼 JIN-ROH(1999/日)
冷戦時代より前のお話。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
今見ると現在の日本では非現実的な地下組織の規模や闘争力や思想家の青臭さみたいな物が出ていて、(今の日本だと青臭いというより題目を唱えてるだけ、という気がする)どうも身近な物では無いですな。パトレイバーもそういう部類だけど、あれは個人の犯罪というイメージが強い。組織で蜂起した2にしても。絵は綺麗だけど、アニメの女の子の描き方が少女漫画っぽくてパトレイバー2の頃より趣味的で後退しているように見える。
追記:今見ると女の子が動物っぽく見える・・・これは意図的なのか?押井映画っていうのは何作かは焦点が合ってなくてごちゃごちゃしてるけど、基本的には凄まじく像がはっきりした世界を撮ってその中で人々が思想を語り、決意をする訳です。今の世の中で思想をもって決意するなんてことはほぼ存在しえない訳でそこに遠さを感じると共に惹かれます。なんて無茶苦茶なとも思うけど。私は押井ファンだけど、敬して遠ざけたい思いも強いです。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。