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[コメント] クリミナル・ラヴァーズ(1999/日=仏)

わからん。何もわからん。暗いシーンと明るいシーンの対比の美しさと、切ないというか、不思議な余韻を残すラストは素晴らしい!けど、わからん・・・ 2003年2月23日ビデオ鑑賞★3.5
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「難解」というものとは一味違うんだろう。『8人の女たち』を先に見ていただけに、この監督がこんな監督だという事実に冒頭から衝撃だった。

森の小屋での変態行為や、殺人を犯すまでの経緯と、その後に発覚する「オンナ」の事実。何かしらやろうとしていることは理解できるのだが、何をやろうとしているのか、一向に理解できないままエンドロールに突入してしまった。

小屋の男の台詞を引用すると、「人生を台無しにした」少年が「一人前の男」になる物語というのだろうか。

結局身勝手なあの女(アリス)はリュックの事を愛しておらず、またザイールのことも愛していなかったという事だろう。身勝手に寝て、そして利用し、殺害する・・・。惚れて利用されている事に薄々気付きながらも利用される少年。森に死体を埋めに行くときも女に振り回され続ける始末。

だから、あの男が小屋で変態行為をし、少年を「一人前の男」にしたから、ラストでアリスが小屋の男を殺そうとしているのを止め、そして女を守るために、怪我をした自分を見捨てるように叫んだ?

リュックが「一人前の男になる」話、ということだろうか?

自分は完璧に理解できていないと思うし、それどころか全てと言っていいほど誤解しているかもしれない。正直見ていて、何をやろうとしているのかよくわからなかった。

しかし、暗い映像も暗いなりに美しく、そして小屋を逃げ出すときの男の切ない眼差しと、そしてその後始めてアリスと性行為をするリュック(最初にやったときは立たなかったんですよね?)。その行為にふける二人の映像は光に輝いていて美しかった。その後手を繋いで森を疾走するシーンの映像なんぞ、本当に飛びぬけて美しい。

そして衝撃(?)のラスト。アリスは撃たれる。悲しみのあまりに叫ぶリュック。本当に彼は彼女を愛していたのか?彼女は彼を愛していたのか?リュックは捕まりトラックへ。そこへ連行されている小屋の男。リュックはまた叫ぶ。

結局アリスはザイール(殺される男)を愛していたのか?リュックを愛していたのか?リュックは誰を愛していたのか?小屋の男の悲しい眼差し。あの眼差しは何を意味していたのか・・・

もう、俺の脳みそはパニックだった。わからん・・・。

(評価:★3)

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