[コメント] 水曜日に抱かれる女(1994/米)
ジェームズ・スペイダー演じるレイの愛がさめるのが早すぎ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『キリング・ミー・ソフトリー』の男女の設定を逆転させたような官能サスペンス映画。
前半は謎めいた女、リーナとレイとのセックスシーンを描いているがあまり官能的でないためムードが出ない。
それでもリーナの行動を不審に思い、調べようとする展開が描かれているので『キリング・ミー・ソフトリー』に比べれば先の展開までの期待感が持てる。
ただ『キリング・ミー・ソフトリー』にも言えることだが主人公の愛が醒めるのが早すぎ。特にこの映画の場合はリーナが友達と電話しているだけなのにレイが浮気をしていると思って過去を調べようとするのでキャラに好感が持てない。なぜこそこそと嗅ぎまわるのか理解できない。最初からリーナに問い出せばよかったと思う。
さらにラストで意外な展開になるのだが、その展開になるまでに伏線がまったくないので肩透かしを食らった印象。ネタバレになるのであまり書けないが、ラストでレイが言うセリフでは罪に問われないといってるが、はたしてそう簡単に上手くいくのだろか?、確かに罪は軽くなるかもしれないが全くの無罪になるとはとても思えない。逆にバレたらもっとひどいことになるのではと思う。
リーナ役メッチェン・アミックは確かに綺麗だが、大人の色気を感じさせる悪女にあまり見えないのが残念。
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