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[コメント] 初体験/リッジモント・ハイ(1982/米)

日本とアメリカの違い(謎) 2003年5月10日テレビ放送鑑賞
ねこすけ

一応、自分は現在高校二年生の16歳です。まぁ、受験勉強もせず、修学旅行に備えてまったり過ごせる、言わば「最後の晩餐」です(えっ違うって?)

で、真っ先に思ったのが、こいつら高校三年生の癖に、大学受験なんて全く考えずに遊ぶ事、くだらない事に精一杯努力している。もう、アホだよ。だけど、それだけのアホがあるから、堅苦しくも無くて、マジな「青春」になってるんじゃないかと思う。

大体日本の高校にゃプロム、否、ダンスパーティーを体育館でやるなんて事すら考えられない。やるとしたら合唱際を平和公園近くのフェニックスホールとか言う所で開催するくらいのモン。卒業式の後何やってます?別れを惜しんでそれで終わり。やるとしても、どっかで飯食うくらいっしょ?その日の夜に学校でパーティーなんてある訳が無い。それでいいのか日本の教育!

この手の青春映画見たら毎度思うんだけど、アメリカの高校生(映画で描かれる)って本当に楽しそう。「勉強<遊び」って感じで、大学受験よりも「 今」を楽しむその姿にはかなり憧れてしまう。俺だって好きな子をダンス誘って(踊れねぇよ!)電話番号聞いて車で家まで送って(以下自粛)

大体日本の高校は、殆どの所がそうだと思うけど、バイクすら乗っちゃダメ。車なんて論外。

アメリカの青春映画を見て素直に憧れてしまうのは、やはり文化的な違いだろう。日本の方が好きって人も居るかもしれないけど、マジに楽しいのは絶対この映画の中みたいな学校生活だと思う。

そして、この映画の兄貴、ダサい格好でフィッシュ&チップスを売る姿、最高です。皆最高です。皆、俺の持ってない物、やりたい事を普通に、日常の如くやっている。馬鹿やって、友達と騒いで、パーティーやって・・・

無茶苦茶楽しそうな奴らを見てたら顔がにやけっぱなしだった。

イギリスに行った時も思ったけど、ナイトクラブで皆楽しそうなんですよね。同年代なのに。俺はどうもあのノリについていけなかった。そして、あのノリについて行きたい、と思った。やっぱ憧れます。こういう青春って言うか学園生活。

本当は★3くらいだけど、マジに楽しそうな彼らを観ているとついつい評価が緩くなってしまう。今、この年齢で見れてよかった。この映画は多分、俺にとって大切な映画になると思う。そして、今ある「憧れ」は、年齢を重ねれば重ねるほど強くなるのだろうなぁって思うのが妙に切ない。

(評価:★4)

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