[コメント] ランブル・フィッシュ(1983/米)
この作品を観た時は20歳過ぎていたのに、全然その良さを理解できなかった。今このコメントを書くために思いだしたらようやくその凄さに気付いたと言う次第。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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物語は数カットを除き全編モノクロームの映像で描いており、それが妙な雰囲気を醸していた(劇中にこのモノトーンの映像は兄が見ている光景だと説明される)。一瞬だけ現れる闘魚(ランブル・フィッシュ)の赤も強烈に目を焼く。これは兄の極めて醒めた目で世界と弟を観ているという演出なのだろう。上手い方法だ。
ディロン、ローク共に不安定な存在を好演しており、特にロークは強烈な存在でありつつ、儚い存在という極めて難しい役柄をきちんとこなしている。
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