佐藤マコトの連載マンガを映画化したもの。きっとマンガは人 　　気があるのだろう。ネタとしてはおもしろいし、現代社会を諷刺するのにももって 　　こいだ。だが編集がよくない。ＴＶドラマの延長と言うか、テンポが悪いのである。 　　１カットがイチイチ長いのだ。演出のつもりであろうが、殆どのシーンにそれを使 　　用しては効果がない。むしろ逆効果だ。１３０分と言う決して短くない映画だが、 　　編集をうまくすれば９０分で済む内容だ。 　　　出演者の演技だが、映画俳優ではないので大目に見てあげよう。ちょっとおちゃ 　　らけたＴＶドラマと同じ、少々わざとらしい演技です。 　　　作り様によってはかなりの感動ものができる気がする・・・。